2011年2月6日日曜日

【JAIS】 KOREA-JAPAN Grobal study club

2011年4月から、韓国語・韓国文化を学ぶ学生のためのグローバル勉強会を運営することを考えています。

ここ10年間、日韓の国際交流や教育関連の仕事に携わりながら、いろんな方と出会い、様々な場面に遭遇してきました。そこで思ったことは、今の日韓の国際交流の場においては、互いの社会や文化を理解している人、国際会議などで語学の面で即戦略となる人が非常に少ないということです。【特に日本語ネイティブで韓国語のできる人は、いずれの年齢層においても、「壊滅的」な状況です】

21世紀の日韓友好は、東アジア社会の平和や安定を図るうえで、極めて重要です。
2010年には、日本から約280万に達する人が韓国を訪問し、また韓国からは、約250万の人が日本を訪問しました。今後も、日韓の交流がさらに拡大していくことは間違いありません。

卒業後、何らかの形で韓国関連の仕事(貿易・金融・公務員・IT・教育・航空・マスコミ・映像など・・)につきたい人、東アジアグローバル社会での活動を考える人は、在学中に実戦力となる「韓国語」を身につけてください。

日韓の国際交流・ビジネスの大事な場面では、英語ではなく、日本語・韓国語能力がものを言います。しかし、残念なことに、今の日本の大学のカリキュラムの中で学生が中級以上(日韓国際会議での簡単な通訳レベル)の韓国語力を身につけるのは、韓国に長期留学するごく一部の人を除くと、現実的に不可能に近いです。

そこで、2011年4月からは、韓国語・韓国文化、日韓交流のプロフェショナルを目指す人のためのグローバル勉強会を始めることにしました。

【勉強会の内容・目標】は、
1.大学在学中に、まずハングル能力検定試験の準2級以上に合格。【目標は1級合格】
2.1級合格者は、国際会議通訳(同時通訳・逐次通訳)及び法廷通訳の実践訓練を行います。
 ①国際会議通訳(準2級以上合格者)研修は、私がコーディネートする実際の国際会議の現場で、それぞれの能力に合わせたミッションを与える形で行います。
 ②1級合格者(もしくは1級と同等のレベル)の国際会議同時通訳研修は、私とチームを組んで通訳現場で行います。
 ③法廷通訳研修は、模擬裁判、及び東京地方裁判所での外国人刑事事件裁判の傍聴の形で行います。
3.国際交流プログラムの企画・運営研修は、IESA国際ボランティア学生研修会、韓国短期留学プログラムの運営スタッフとして行われます。

【参加条件・国際会議通訳研修について】
1.勉強会参加後、1年以内にハングル能力検定試験3級以上に合格すること。
*1年間は、自由に参加できます。

2.国際会議通訳研修を受けるためには、勉強会参加2年以内に、ハングル能力検定試験準2級以上に合格してください。大変だけど、指導のとおり勉強してくれれば、それほど難しくはありません。*私の2年目の韓国語授業(大学:教養科目)では、受講生の半数以上が3級以上に合格しています。
【もちろん、準2級合格者もいます(勉強歴:1年6カ月)】

3.国際会議通訳研修を受ける人には、仕事内容に応じて活動費を支給します。IESA国際ボランティアスタッフとして、国際社会に貢献してください。

4.真面目さ、やる気と根気さえあれば、在学中に「韓国語のプロ」と呼ばれるように指導します。

BS.Kim より

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